​本務教員T先生

GAGで働いて

入社のきっかけ

　養成講座時代の友人からの紹介です。ずっと楽しそうに働いている話・環境や待遇を聞いていたので、全く不安はありませんでした。ただ、しばらく日本語教師を続けてきて、別の仕事へ転職も検討していたので、30代でのキャリアを今後どうするか考えながら、最後にもう一度やってみようと、非常勤講師としての応募を決めました。

　実際にお話を聞いて、授業の様子も見学させていただき、楽しそうに授業を受けている学生の姿や学生たちが作成した掲示物などを見て、充実した留学生活を送っている様子がよくわかりました。

担当している仕事内容

　授業、学生指導はクラス担当になった講師全員で行っています。

担任は、時間割作成、学生の評価、成績管理・出席管理、行事やイベントの実施など、授業以外にも学生の学校生活全般に関わります。

　非常勤講師時代にはレベルの違う様々なクラスに入ることができたので、授業の進度やクラスの雰囲気が変われば、授業の仕方も違い、その度に自分の授業スタイルや方法を見直すことができましたし、困ったときには他の先生方に相談し、アドバイスを頂きました。

　多くの授業を経験して、失敗や反省を活かしていくことはやはり一番のブラッシュアップになると思います。

　常勤講師になる前は、担任業務があることで、仕事が増えるのではと思っていましたが、むしろその逆で学生の性格や学習レベルを継続的により近くで見られる分、授業をより学生たちに合わせた内容にできるようになったと感じます。

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職場の雰囲気・就労環境

　とても明るく、安心して働ける環境だと思います。分からないことがあっても、安心して近くの先生方に相談できます。事務のスタッフも複数いらっしゃり、学生の母国語で対応できる環境もあるため、充実しています。学校全体の先生方が協力し、学生指導を行っているので、困ったことがあってもすぐにフォローしていただけます。担任だけでなく、講師一人だけでなく、学校全体で一人の学生に向き合う雰囲気で溢れていると思います。

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今後の目標・キャリアプラン

　実はGAGに入る前には、日本語教師を本業としてこのまま続けていくことに悩んでいましたが、今は教師としてずっと続けていきたいと考えるようになりました。もっと早い段階で、ここで常勤講師として働きはじめていればよかったと思っています。

　ゆくゆくは日本語に関することだけでなく、就労や生活のサポートについても知識を増やし、資格取得などできたらと考えています。

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仕事の成功体験・やりがいと感じたこと

　毎日、学生たちと話せることが少しずつ増えていくことがとても嬉しいです。授業が終わったあとや休み時間に、そのとき学習した日本語を使って学生同士が話している瞬間を見られると、今日、この授業をして良かったなと思います。成功体験ややりがいとはまた違いますが、日本語のおもしろさを学生たちから教えてもらっているなと感じます。日本語の面白さや楽しさを、改めて感じられるのは学生たちのおかげです。

仕事での失敗談・その乗り越え方

自分の日本語の説明がうまく伝わらなかったとき。学生の質問にすぐにこたえられなかったとき。
…先生の宿題、にさせてもらって、翌日や次の授業のときに話しています。
　そのときに対応できないことがもしあっても、真摯に対応してしっかり話すことで学生は理解してくれることが多いです。

学生の授業中の態度や、遅刻・宿題やルールなどの学生指導に迷ったとき。

…私語が気になる学生、アルバイトで疲れて眠い学生など、日本語指導以外にも学生に指導が必要な場面は誰しもあると思います。諦めずに根気強く学生と向き合って、その理由や気持ちを聞くことで、理解しようとする姿勢を見せるよう心がけています。

　いずれにしても、どんな問題も、自分だけで悩まずにいろんなやり方やアドバイスを聞いてみることで、自身の指導の仕方を見直すことができました。学生とのコミュニケーションだけでなく、先生方とのコミュニケーションを積極的にとることも自分の成長につながると思います。

休日の過ごし方などプライベートな内容

　休みの日はごろごろ…家で映画を何本も観てすごしたり、ゆっくり家で料理をしたりしています。食べることとお酒も好きなので、食べ歩きやおいしいものを食べにドライブに行くことも多いです。

　非常勤でかけもちで仕事をしている期間が長く、自分でスケジュール調整できるのは都合がよかったのですが、やはり週末しっかり連休がある今の方が、しっかりリフレッシュできています。